夕暮れ時、少し薄暗くなった時の解放碑も趣があってよい。
背後の高層ビルも今年夏には完成して開業しているようだ。
こんなビルがこの数年で数棟建ったのかな。
改めて発展スピードの速さを感じる。
ちょっとケバ目のGUCCIも凜として夕暮れ時を彩っている。
ヴィトンもティファニーも負けてはいない。解放碑には狭いエリアにブランドショップが沢山あるが、購入者がそんなにいるのだろうか?
友人達との会食の時間まで少し間があったので、食事場所の近くのスタバに寄ってみた。店内は三階まで吹き抜けており、なかなか洒落ていた。
日本の習慣でつい「モカ」と頼んでしまったが、失敗だった。こっちではモカと言えば、大きな容器にクリームの沢山入った甘ったるいコーヒーが出てくるのが普通だ。しかも決して美味しいとは言えないのに値段も日本より高い。モカで34元、日本円にして580円ほどだった。
ちなみに今年年初では34元は460円。この一年で随分と円安が進んだ。中国で、円で取引しているビジネスにとってはとても辛い。【下のグラフのHP】
はてさて、そうこうしている内に約束の時間が近づいたので、このスタバのビルの34階に上がる。ある駐在員の方から今重慶で一番美味しいと聞いていた「笑福亭」という日本料理屋さんだった。それほど広くない店内だが、個室もいくつかあり、お客さんも多かった。
ほどなく皆さん集まり、宴会開始。生ビールも重慶風に薄目で飲みやすく、さっさとテンションも上がってしまった。料理は日本の居酒屋にもひけを取らないばかりか、盛りつけにもこだわりを感じた。
後で店長に話を聞いたのだが、天津の同名店で修行を積まれた重慶人だった。日本語は独学とのことだったが、ほぼ通じる。重慶には美味しい日本料理屋が少ないので「皆様に美味しいと思ってもらえる店を出したい」との思いで、故郷重慶に帰省されたとのこと。
美味しい日本料理屋さんができたのは嬉しい。たまに日本料理が恋しくなったらまた食べに行ってみよう!