机についてずーっとPCを叩いていると、そのうち椅子の所にやってきます。温和な母猫は、みゃ〜と啼きます。おてんばな娘猫は、ニャー!ニャー!と啼きます。知らん顔していると娘猫は机の上に乗ってきて、引っかき回し始めます。仕方が無いので、ちょっと遊んであげます。行動パターンは幼児と同じです。
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さて、住まいの近くに「萬象城」という施設が来週金曜日(9/19)にオープンします。「城」というのは、単体の施設ではなく、複合施設が集まった所や同一マンションが建ち並んでいるような所を総称して言うようです。私の住まいも「○○世紀城」と言い、百貨店、スーパー、マンションなどが集積している所です。同じ業者が開発して命名するようです。
近くを通りかかっても、まだまだオープンできそうになかったので、昼前に散歩がてら行ってみました。う〜ん、大丈夫かいな。。という感じでした。



回りには、坂の多い重慶ならではの職業である「棒棒(バンバン)」と呼ばれている天秤棒で物を運ぶ人達がわんさかいます。工事用材料やテナント店からの商品などの運び込みで大きな需要が生まれているようです。

包装材料の廃棄作業なども溢れているようです。

カップ麺などもゴミ箱に入らないほど溢れかえり、作業の大変さが垣間見えます。

おっと、こちらには仮眠中と思われる人達もいました。12時を少し過ぎたころなので、昼寝では無さそうです。昼夜を問わない突貫工事なのかも知れません。向こうに見えるPR用スクリーンとの対比が印象的でした。

表通りの逆の裏側に回ってみましたが、ちょっとした広場になっており、ここもまだまだ立派な工事中です。

裏から横に出て、萬象城の端を表に向かって歩きましたが、そこは十分すぎるほどの工事中でした。後ろに見えるのが、モノレールの謝家湾という駅です。

未完成の建物の中に入っていく工事関係者では無い人達がいたので、私も知らん顔して入ってみました。

おお!、中はそれなりに完成していました! 照明も綺麗です。

テナントのオープン準備をしている店もあれば、


内装屋さんが店舗制作中の所もあり、さらにはまだ内装にも入っていない店もありました。



案内板によれば、百貨店、高級スーパー(オーレ)、UNIQLO、スタバ、日本料理店などできるようで、近所に住む者としては大変有り難いです。

こんなにバカでかく「9.19 盛大開業」と書いているので、今まで何度も見てきた驚愕するほど素晴らしい「突貫工事」で必ずや間に合わせると思います。工事の皆さん、睡眠不足で事故などに遭わないように。

ちなみに、萬象城に面した表通りの路上にはモノレールが走っており、便利な場所にあります。

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帰りに自宅近くに「珈琲・茶」と書いた中国風の店があったので、昼食がてら入ってみました。想像はしていましたが、麻雀やトランプに興じる人達向けの茶楼でした。
出るわけにもいかないので、回鍋肉のセットを注文。ほどなく服務員が新聞紙を持って現れ、テーブルに古新聞紙を敷くではないですか! そして、山のような回鍋肉が届きました。飲み物は?と聞いてきましたが、モカが何と38元(650円程)。到底ちゃんとした珈琲は期待できなかったので、注文しませんでした。それにしても新聞紙の敷かれた上での食事は初めてでした。ボロボロとこぼしそうな爺さんに見られたのかもしれません。

国が発注するようなもの(例えば小学校の校舎や橋梁建設)では、施工業者に届くまでになぜか予算がどんどん減ってしまい、手抜きと言うより材料不足、部材の質低下で、命に関わるような事故も起きているようです。
重慶には大河が二本あるため、巨大で実に美しい橋が沢山あります。橋に至る部分には螺旋状の立体交差路が縦横に走っています。さすがに、ここではそんな変な工事は無いと思いますよ。ひとたび壊れれば凄い事故になります。